リスクマネジメントの戦略的強化


人的リスク:法人のお客様へ

(人的リスクとは)

人的リスクとは、経営者や社員が負傷し死亡する労災事故により、企業及び社員の家族が受ける可能性のことです。

(人的リスクの具体例)

荷役作業中の荷崩れや吊り落としにより傷害事故が発生してしまった。

(人的リスクについての注意ポイント)

社会的には労働災害が発生したことにより所轄の労働基準監督署により、労働安全衛生法違反がないかが調査され、違反の事実があった場合には刑事上の処分を受けることもありまた、設備の不安全な状態を知りつつ放置していたような場合には、経営者および管理監督者(人事部等、責任者など)が刑事責任を問われる事もあります。

それよりも社員の家族への責任問題、新たな人材雇用、取引先への信用問題など多くの諸々の問題を解決しなくてはいけないと思います。

万一の労災事故が起きた場合、政府労災保険による保険給付の水準は(労働基準法に基づく事業主の補償責任)経済的損害を賄うためには必ずしも十分ではありません。

そこで、上乗せ補償制度を行うことにより、経営者が社員の補償を充分に支払うことができるのです。

(人的リスクを回避するには?)

普段から企業としてどこを目指すか、事故が少ないことを目標とするのか、もしくは、事故ゼロを目指していくのかにもより、社員各自の意識は違うと思いますし 行動指標も違うと思います。